頭の中の住人

作詞を中心に活動中。

ON YOUR MARK


行方知れずの君を訪ねて 幾らたっただろう

景色はすっかり見知らぬ土地で

心細さは遠い向こう


いくつになっても変わり映えしない内心は

身体に置いていかれてしまって

虚しさは遠い向こう


こんな旅路に意味はあるのか

答えもなければ道筋もない

いつか終わりが来るのだろうか

遠い向こうは闇の奥


こんな人生意味があるのか

答えもなければ道筋もない

はやく終わりは来ないだろうか

遠い向こうは闇の奥


見つめた先に 光はない

光は僕の隣を走る

手を伸ばしても届かない

ここから進めば届くかな


こんな旅路に意味はあっても

私に光はなかった だけど

あの光に手を伸ばしたいと

願う先は光の奥


見つめた先に 光がある

光は僕を置いていく

手を伸ばして 伸ばして

いつかたどり着ければいい


あの光の先へと


ON YOUR MARK


行方知れずの君を訪ねて 幾らたっただろう

景色はすっかり見知らぬ土地で

心細さは遠い向こう


いくつになっても変わり映えしない内心は

身体に置いていかれてしまって

虚しさは遠い向こう


こんな旅路に意味はあるのか

答えもなければ道筋もない

いつか終わりが来るのだろうか

遠い向こうは闇の奥


こんな人生意味があるのか

答えもなければ道筋もない

はやく終わりは来ないだろうか

遠い向こうは闇の奥


見つめた先に 光はない

光は僕の隣を走る

手を伸ばしても届かない

ここから進めば届くかな


こんな旅路に意味はあっても

私に光はなかった だけど

あの光に手を伸ばしたいと

願う先は光の奥


見つめた先に 光がある

光は僕を置いていく

手を伸ばして 伸ばして

いつかたどり着ければいい


あの光の先へと


アスタ・ラ・ビスタ


Oh My God!  忘れないでよって

言っても貴方は忘れるんでしょ?

どうしたもんかと頭傾げても

貴方は困りもしないから


Oh My God!  行かないでよって

言っても貴方は行っちゃうんでしょ?

どうしたもんかと頭抱えても

貴方は振り向きもしないから


何でもないよと嘯いて

見たくないよと目を逸らして

それでも何も変わらないよ

ああ神よ  どうにかして!


完璧なんて求めてないから

ちょっと中途半端でもいいから

少しだけでも私にくれたら

少しくらい頑張れるから


だから今は少し、時間をちょうだい


何でもないよと嘯いて

震える声を押し殺して

それでも何も変わらないなんて

ああ神よ  もう信じるもんか!


完璧なんて信じない

ちょっと中途半端なくらいがいい

少しだけでも私にあったら

私は今からがんばるよ!


だからさよなら、またいつか


スターアート


あの星たちに名前をつけて

意味を与えて繋いでみた

綺麗で歪で不可思議な形は

私そのものだ


夜を滑る指先はさながら

画家のように流暢だ

迷いも偽りもなく描く

その絵の残酷さは


誰か見てよ 誰か 此処にある 

誰か知ってよ 確かに此処にある 


あの夜のキャンバスに

私の大切な財宝を隠した

見つけれるものなら見つけてみろ

きっと気づくわけがない


あの夜のキャンバスに

ただ一人の人の人生を隠した

見つけれるものなら見つけてほしい

きっと私は喜ぶから


きっと幸せだから














ミラージュ


素足で走り出したあの日のきみは

振り返ることなく遠ざかっていって   

その足に砂をまとって  

海へと誘われて

 

幻のように笑うきみの横顔は 

どこか消えそうな儚さを持っていて

滑る指先に目を奪われ

逃げてしまいたくなって


踊るワンピースの裾

太陽を覆う麦わら帽子


あの日駆け出したきみの姿が

おぼろげになっていく

あの日のきみの笑顔が

おぼろげになっていく


消えないで  

ああ、消えないで


素足で走り出したあの日のきみは

振り返ることなく遠ざかっていって

あの笑顔で手を振って

海へと誘われて



夜のしもべ


ナイフ片手に忍び寄る

それは未来を切り裂くもの

いつかの後悔が背中を押す

そして足を進めた


息を潜め忍び寄る

それは期待と狂気の魔物

君の心はどこへ行った

落としてしまった


振りかざす影

光る三日月

夜の合唱

温かなぬくもり


駆け出した夜は冷たく私をさす

あなたをなくした日

消えてしまった日

痛みが目を燃やし尽くす


いつか後悔するだろう

自分を傷つけたこと

夜が終わらないこと

そして私は笑うだろう


朝はまだ来ない



いつか


逢いたくなったら逢いに来て

私なら駆けつけれるよ

何万光年離れてようとも

私はいつでも君のそば


逢いたくなったら逢いに来て

そんなに難しいことじゃない

この距離は不可視の距離

私はいつでも君のそば


どんなに遠くとも

夜がながかろうとも

明日はやってきて

君は生きる


僕はそれを見ていよう

君が来る日を待ち望んで

どんな結末が来ようとも

僕は君を待っていよう


待っているよ